走行充電システムは字の通り走行時にいかに大容量で短時間でポータブル電源を充電するか?
皆さん結構勘違いしていると思うので説明させていただきます。
通常の乗用車は12Vのバッテリーを積んでいます。車内でアクセサリーソケットでスマホなど充電していると思います。
同じように車載用ポータブルクーラーBOXなどの電源としても使用したりしています。
アクセサリーに差し込めば走行時に充電はできます。しかーーし!通常120WぐらいでMAXです。なぜか?12Vで充電しているからです
1000Wのポータブル電源充電しようとしたらどうでしょうか?
1000W÷120W=8.33333.....で約8.3時間かかるという意味ですので こんなにかかっては充電でかなり走らないといけない
そこで今回は100Vで充電しようと考えたのです。
最近発売されているポータブル電源は2時間で充電できるとか1.5時間で充電できるものもあります。 でもこれはあくまで100Vで充電した場合で
しかも100Vでも1200W~1500Wぐらい使用して短時間充電をしております。
この容量だとドライヤーとかエアコンに匹敵するぐらいの電気を使用しております。
こんな大容量の100Vは中々ありません ビジネスホテルでもこの容量のある部屋はないかもしれないです。部屋にドライヤーとかケトルがあると使用できるかもしれないです。
だらだら書きましたが
簡単に言うと1000W以上のポータブル電源は1500Wぐらいの100Vがないとポータブル電源は充電できないってことです。
そこで当社は
500Wのインバーターを取付けてさらにソーラーパネル100Wをつけてなんとかポータブル電源を500W近い電気で100V充電しようと考えたのです。
(ここで皆さん疑問を持つ方も見えるので説明しますが なぜ?2000W1500W1000Wぐらいのインバーターつけて100Vを作らないのか?という疑問が出ると思います。
自動車には12Vバッテリーが搭載しております。皆さんも知ってると思います。
この12Vを走行中に発電機(オルタネータ)で充電しております エンジン掛けるときの電気やパワーウィンドの電気や照明の電気や その電気はバッテリーの電気で賄っております。
車によって発電機の容量が違います。たくさん電気使用する車は大容量のオルタネータを装着しております。
ここで問題になるのが大きなインバーターを取付けるとメインの自動車のバッテリー自身が12Vを下回りインバーターに充電が回ってしまいバッテリーに電気が行かず走行中にエンジンが停止してしまいます。
当然エンジンの再始動もできません。バッテリーに電気がないので バッテリー上がりです。
しかし自動車にアクセサリーソケットがあり120W使用できるってことは それぐらいの電気を使用してもバッテリー上がりにはならないってことになります。
そこでオルタータ(発電機)の容量を大きくして発電機のキャパを大きくすればその分の電気をインバーターに使用しても大丈夫だということになります。
前述にもお話した通り そこで当社はオルタネータの容量を大きくして大きくした分の電気をインバーターに使用することにしました。
それが500Wインバーターです。 だらだら書きましたが文章の組み立てが下手なので皆さんに分かったかどうかわかりませんが・・・もし質問ありましたらメールくださいね
余談ですけど W(ワット)=V(電圧)×I(電流)、V(電圧)=R(抵抗)×I(電流)が基本ですよね 学生時代にみなさん学んだ記憶があると思います。
W=VI 直流の場合1000W=12V×電流I だとすると電流Iは1000W÷12V=83.3Aの電流が流れます そうすると電線は14SQか22SQ(電線の太さ)ぐらいの電線を使用します。結構太い線です
ところが交流100Vだと 1000W=100V×I(電流) 電流Iは10Aです かなり細い線です 家庭用のコンセントと同じ電線です 電線を細くできます。